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エクスタシィクラブ ~放課後の娯楽~
第2章 柚乃の仕事


「ようこそこんにちは〜」


扉が開くと同時に
咲ののんびりした声が通る。

彩美さんは隣の部屋で接客中。

いま控えているのはわたしと、新人の瑞樹ちゃんだ。


「柚乃、いるかな?」
「あ、杉原先生!」


杉原先生は40代の数学教師だ。
目元のシワが私の好みで、
渋い空気の素敵なおじ様先生。


「久しぶりに抱きたくなってね」
「嬉しい!はやく行こう、せんせー」
「あぁ、 じゃあ咲ちゃん、1時間で。」
「はいわかりました〜!
今日は延長なしですからね!」
「はいはい。」


先生は私を抱きかかえ、奥のベッドへと運んでくれた。
仕切りのカーテンを閉めた途端に、深く口付けられる。


「んっ……」


口内を犯され、だんだんと気持ちがふわふわしてきた。


「せんせ、珍しいね。がっついてる。」
「忙しくて来られてなかったから溜まってるんだよ」


そう言うと先生は、
またわたしに荒々しく口付け、
乱暴に衣服を剥ぎ取ってゆく。


くちゅ、ちゅ、ちゅぱっ


「……は、ん……っ」
「今日は優しくできそうにない」
「いいよ、でもたくさん愛してね」
「もちろん」


お客様との恋愛はいけないこと。
だけど私達は深く惹かれあっていた。


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