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君をいつか・・・君がいつか
第4章 屁理屈

朝からため息ばかりついていた。

「悠さん、どうにかなりませんか?ため息」

しかし何か裏がある
誰に聞けばいいんだ?お袋がらみはわかったが他に何かあるのか?



「花本さん、ありったけの休暇取ったみたいだぞ、あっちも?」

「でどこに?」


「私は千里眼ではございません」



僕の瞳ちゃんいずこに?
顔見なければ、気分のりません



この調子で数週間がすぎた

「何がなんでもおかしいだろ?」

「しかし誰に聞いたってわからないを繰り返す」









「ばあちゃん、じいちゃん瞳帰って来たよ」

「瞳元気じゃったか?あちらはかわりないか?彼できたか?」

「うん、でも反対されとる、なんで?うち いらん子なん?口開けば資産がない男はダメだ、露木さんも頭ごなしに反対された、なんで?いけんの?」

「あのばか息子まだ敵だと・・・」

「ばあちゃん、うちんちって本当元貴族なん?違うじゃろ?あの屋敷ぶんどったんでしょ?うち花本物産ってだけで・・・・」グス・・・・グス・・・


「いつまでおるん?」

なんで聞くん
うちがおったらいけんの?


「顔見たから帰るよ」



うちの居場所なくなった
どこ行こうかな?

本当うち不幸が似合う女だ



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