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言われてみれば、単純で。
第4章 俺と君は、曖昧で。02
土曜日。昨日は二人で飲み過ぎた。
午前の温かい日差しの中、頭がぼーっとしててあまり働いてない。
不意に頭に浮かんだ言葉があったのでそれを口にした。
「キョーちゃんなう。」
「なうって今時ないですよ」
鋭いツッコミ。確かにそうだよね。
いつも通りソファに寝転ぶ俺とそのソファにもたれ掛かるキョーちゃん。
「なう いいじゃん。キョーちゃんなう」
「大体 キョーちゃんなう ってなんですか?」
「キョーちゃんが俺の横に居ますよって言う意味」
「どちらかと言えば、丹羽先輩が私の横に居付いてるだけです」
「そうかもね」
そうだよね。
キョーちゃんなう。
午前の温かい日差しの中、頭がぼーっとしててあまり働いてない。
不意に頭に浮かんだ言葉があったのでそれを口にした。
「キョーちゃんなう。」
「なうって今時ないですよ」
鋭いツッコミ。確かにそうだよね。
いつも通りソファに寝転ぶ俺とそのソファにもたれ掛かるキョーちゃん。
「なう いいじゃん。キョーちゃんなう」
「大体 キョーちゃんなう ってなんですか?」
「キョーちゃんが俺の横に居ますよって言う意味」
「どちらかと言えば、丹羽先輩が私の横に居付いてるだけです」
「そうかもね」
そうだよね。
キョーちゃんなう。