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真選組 鮮紅血風録
第1章 男だらけの中に女の子1人の事を紅一点って言うじゃない?
沖田【俺がどうしたんでィ?】

すると、何処からか渦中の人物が現れた。
ふわーと大きな欠伸をしながら、頭に赤いアイマスクを引っ掛けて。

桐【テメー総悟コラァ! 何処行ってやがった!? 探しても見つかんねーと思ったら!】

桐の探していた人物は正しくこの青年、沖田総悟。
桐の怒りに満ちた表情に対し、彼はきょとんとした表情を浮かべた。

沖田【何処って、アンタの心の中に】

桐【冗談ならもっとマシな冗談にしやがれ…!】

土方【テメーはまた勤務中に居眠りか! 何度目だと思ってやがる! 仕事なめてんじゃねーぞコラ!】

沖田【なんですかィ、土方さんまで。2人揃ってカルシウム不足ですかィ? それと、俺ァ仕事はなめてやせんぜ】

沖田はふと真顔になったかと思うと、

沖田【俺がなめてんのはアンタら2人だけでさァ!】

火に油を注いだ。

桐・土【上等だゴラァ表出やがれぇええ!!!!】

【まままま待って下さい副長!】

【落ち着いて下さい補佐! 落ち着いて!】

【隊長も何言ってんスか!】

わやわやと隊士達が3人の間に止めに入る。

桐【うぜー! 止めんじゃねー!】

土方【このガキ言わせておきゃいい気になりやがって!】

【か、刀しまって下さいよ副長!】

【バズーカ! バズーカはダメっスよ補佐!】

桐【んじゃマシンガン持って来い!】

【ダメって言ってんでしょーが!】

沖田【おーおー賑やかなこった。どうりでおちおちサボって居眠りできねぇわけだ】

土方【よくもまぁ副長目の前にしていけしゃあしゃあとサボり宣言しやがったな! 第一テメーの普段からの行動にゃ只でさえムカついてたんだ! きっちりカタ付けさせてやらぁ!】

近藤【シャ―――ラ―――――――――ップ!!!!!!!!】

瞬間、怒号と共にその場の全員がひっくり返った。

桐【いててて……】

近藤【お前達ぃ? 真っ昼間からパーチーですかぁ? それとも何かのお祭りですかぁ? いやいや披露宴でもやってるんですかぁ?】

ピクピクと顔中の血管を浮き上がらせながら、仁王立ちしている顎髭のゴリr……ではなく男。
真選組の局長、近藤 勲。

沖田【近藤さん。いやいや、俺ァ何もしてませんぜ。この2人が一方的に大声張り上げてただけでさァ】

桐・土【誰のせいだと思ってやがる!】

沖田のしれっとした態度はいつもの事。
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