この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
brass button
第13章 動揺 -理香side-
それから数日後の夜、私は半沢さんと二人で、見積もり書とにらめっこしていた。
事務所には、もう誰も残っていない。

「ちょっと休憩しよ?俺、煙草、吸ってくる」
大きく伸びをしながら、半沢さんがそう言った。
そして、煙草を手にして、事務所から出て行く。

仕事中に半沢さんが煙草を吸うのは珍しい。
本人曰く、たまーに吸いたくなるらしい。
それだけこの見積もり書の精査がやっかいな仕事なのだ。

新しくコーヒーを淹れ直し、半沢さんの帰りを待つ。

「おっ、コーヒーのいい匂い」
事務所のドアを開けた途端に、半沢さんがコーヒーに反応する。

「飲みますよね?」

「もちろん」
そう言って、コーヒーの入ったカップを受け取る。

/521ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ