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第4章 けじめ -祐樹side-

「理香、俺のこと名前で呼んで？」

「…祐樹？」
理香の唇が自分の名前を発しただけなのに、身体が熱くなる。
おでこに一つキスを落としてから、理香の膨らみに顔を埋める。

俺は、柔らかな膨らみを指で、唇で、舌で感じる。
一つ一つの刺激に理香が反応し、身体を震わせる。


そして、焦らすように触れなかった先端を口に含む。

「…あっ。んっ」
理香の甘い喘ぎ声。
そのまま先端を舌でゆっくり舐めまわす。

「…んっ、んっ、いや…」

「これ、嫌？やめる？」
それが理香の本心ではないことはわかるし、嫌だと言われてもやめるつもりはない。

だけど、手を止め、理香の顔を覗き込む。

「…んっ、意地悪しないで」

涙目で見つめられ、鼓動が早くなる。