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月 ~優香~
第31章 ピアス ~優華~
箱を開けると、中には四角く黒いピアスが一つだけ入っていた。


「オニキス?何で一つだけなの?」


「着けてあげる。」



健一は、席を立つと、私の左側に立ち、ピアスをつけた。



「本当は、ピンクサファイアとか、姫に似合うと思ったんだけどね。

石の意味を聞いてね、オニキスにしたんだ。」



「石の意味?オニキスってどんな意味があるの?」



「内緒。それより、もう片方は、俺の。姫、着けてよ。」



健一は、ポケットから、もう片方のピアスを出すと、私に差し出した。



「やだ~。私の誕生日プレゼントなのに、半分自分のものなの?

なんか、健一らしいね。」



私は、あんまりにも健一らしくって、おかしくって、

笑いながら、健一に、もう片方のピアスをつけてあげた。




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