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月 ~優香~
第32章 オニキス ~優華~
「ほらその口!!

そんな風に不貞腐れて、唇とがらせて、、、

唇が、キスしてって言ってる。」



健一が、私の唇を奪う。

腰に手を回す。



「ほらこの腰!!

こんなに撓らせて、触ってくださいって言ってる。」



「もう。やだ。健一ったら、、、そんな風に見てるの健一だけだから。。。」



私は、腰に回った健一の手を、ピシッと叩いた。



「男を、わかってないなぁ~。

お前のクラスの男たちが、どんな目でお前を見てるか知らないだろう?

優華、明日2限目からだろ?アパート泊っていっていい?」



健一が、「優華」と呼ぶ時は、エッチモードだ。

怪しい瞳で、私の顔を覗き込む。

私も、さっき腰を触られて、少しその気になってきた。



「いいよ。」




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