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月 ~優香~
第35章 電話 〜優香〜
「そんな釣れないこと言わないでさぁー。

相手してよー。

もう2週間も、優香に触ってないんだよ。」


厳密に言えば、18日だけどね。。。

でも、なんか。。。。怪しい展開!


「優香、シャワーしたなら、何時ものワンピースだ?」

「うん。そう。」

「ねーねーカメラOnにして!優香の顔みたい」


やっぱり来たぁーーーー。

まぁ、カメラくらいいいか。。。私も健一の顔見たいし。。。


「優香、見えるぅ?」


健一の顔がアップで映された。

黒く日に焼けた顔に、無精髭を伸ばし、

切れ長な一重まぶたに、高めの鼻、真っ赤な唇が、

何かちょっとミステリアスで、男の色気を醸し出していた。



私の知っている健一じゃないみたい。



「健一、ヒゲ伸ばしてるの?」

「あぁ、こっちの人たち、ヒゲ伸ばしてる人多くてね。

俺も試しに伸ばしてみた。

どう?似合ってる?」

「うーん。何かちょっと、イヤラシイ。」

「なんだよー?イヤラシイって?

優香嫌い?

嫌なら剃るけど。。。」


いやいや、そうじゃない!

色っぽくて、そんな健一も、カッコ良い!

剃って欲しくない!

。。。でも、なんか今日は、素直になれない。


「いいよ。剃らなくても。。。

なんかちょっと、大人っぽく見えただけ。」

「でしょー?ちょっと貫禄が出た感じで、気にってるんだよね♩」

「健一が気に入ってるんなら、良いんじゃない。そのままで。。。」


また自惚れ屋の健一がお出ましだ。

私は、呆れたような振りをしながらも、

色っぽい無精髭を剃られずに、ホッとしながら、頷いた。




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