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第14章 恋

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「ばぁちゃん、僕ね。

美咲ちゃんを見ると、心臓がドキドキなるんだよ。

僕、病気なの？」


「ふふっ。直也。

それは『恋』っていうんだよ。」

「ふぅ～ん。『恋』っていうんだ。」


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目覚めると、優華の姿はなかった。

そして、リビングの上には、封筒があった。



直也へ

　昨日は、ありがとう。

　もう私を見つけないでね。

　　　　　　　　優華



中には、五万円が入っていた。