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写性 …SHASEI…
第17章 慶び
毎日おやつの時間までは沙絵は自分の部屋で勉強し、午後は写真のことをして1日を過ごすのが、定着していく。

そんな中で沙絵との体の関係は回数が減っていった。

一つけじめをつけようと、物置部屋を専用の部屋にする。
実家の蔵の荷物を整理して持ってきた物置部屋がある。そこを沙絵と愛し合う部屋として整えようと思ったのだ。

父が亡くなる前に蔵の謂れを聞いていた。
古物商を営む上で代々引き継がれてきた遺品たち、性にまつわるものは、価値や信憑性など評価されにくく、買い手がつかないのが現状で、
祖父が整理して蔵を作りまとめたのだという。

やはり恥部でもある文化は人目につかないように管理すべきだと…

僕は整理しながら、内容を確認した。

古書は蔵で最初に発見した以上のものはなく、道具や薬品が多かった。

しかし、古い物は江戸時代のもので、身分や男女の違いがあった文化で責め具は拷問具に近いものも数々出てきた。

そういったものを持ってきていたが、拘束具などを設置して、物置でなく部屋としたのだ。

沙絵との関係は寝室でなくその部屋を使おうと整えた。

それは、日常の生活空間と区別した空間として隔離させたいという思いでもあった。
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