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写性 …SHASEI…
第18章 日常
はぁああぁ…

お父様が大きく息を吐く。

「お父様…描いて…愛し合った絵を描いて…」

はぁ…はぁ…わかった…じっとしているんだよ。

お父様はそのままベッドの脇に用意していた道具で絵を描き始める。

私も気持ち良くてまだ震える体を我慢してお父様の目を見ていた。

「沙絵、愛してるよ。とても綺麗だ。」

力の抜けた自身が沙絵の太ももに寄り掛かる。

腰を反らせて僕の太ももに手をついて、全身を紅潮させた沙絵は、もう幼さの抜けた少女で、
快感を共に分かち合う喜びを知り妖艶に輝いていた。

早く描き上げて休ませてやりたい。僕は急いで筆を進める。

あぁ…

沙絵の胸元に飛び散った白濁がドロリと流れ落ち乳首を伝う。
ぷるぷると身を捩り、手でそれを掬い口元に運んだ。

「沙絵」

口に入れてはいけないと言ってあるからか、ビクリとして怯えた目で見てくる。

「そのままの姿勢でいて…」

静かにコクリと頷いて、這い回る僕の視線を受けとめている。

早咲きの少女の妖艶な美しさを紙に留めていった。


コトリ…

筆を置くその時まで、沙絵は堪えたまま僕を見ていた。

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