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写性 …SHASEI…
第5章 発作
願いが通じ沙織が手招きする。恐る恐る近づくと男の相手をしながら、僕に手を伸ばし手淫を施すのだ。

「ゆう君、気持ちいい?…」

「ああ…いぃよ…沙織…」

僕は沙織に身を任せた。

「こうすると…苦しいのがなくなって、悪いものが出ていくんだよ。」


何処かで聞いたセリフ…

沙…絵…

っは…沙絵…

「お父様…苦しいんでしょ?」

「いやっ…いいんだ…やめっ…手を離して…」

「大丈夫だよ…苦しいのがなくなって、悪いものが出て楽にしてあげるからね…」


沙絵が僕に手淫していたのだ。

「沙絵…」

「もう少しで悪いものが出ていくから…」

「沙絵…うぅ…イクッ…」

ビュクッ…ビュクッビュクッ…

ああぁぁ…

はぁ…はぁ…

「楽になったでしょう?」


「ああ…」

沙絵に見られていたこと…
沙絵に手淫されたこと…
解放感と混ざりあい、放心状態だった…


大丈夫だ。やめなさい。何と説明しようか、
何も考えられずに受け入れてしまった。

沙絵が汚れた手や僕をティッシュを取り拭いていた。

沙絵は布団に潜ったまま手淫し、後処理までしていた。

「お父様…朝…苦しそうにこうしてたでしょう?
楽になったでしょう?」

「ああ…ありがとう。」
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