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第9章 ヌードモデル ー絵画教室ー

椅子に座り、大胆なポーズをとる、二人のヌードモデル
デッサンが始まって10分が経ち、春香は落ち着きを取り戻していた。

眼鏡を掛けた事により、はっきりと見える参加者達の表情
正面に座る総士と香澄は、真剣な眼差しで描き続けている
そして、その二人の間から、すずの顔が見える
すずは、時折目が合うと、笑顔でVサインをしたりする
”まったく、しょうがない子ね”
その、すずの笑顔で、春香の緊張感は少し和らいだ。

しかし、他の参加者達の目は違う
背もたれの前に垂れ下がる、大きな乳房や
大きく開かれた脚の付根に、視線が突き刺さるのを感じる
特に、春香の目線に入るのは、総士の右隣の男
20代後半で、チャラそうな、細い目をした金髪の男
男は目尻を下げ、いやらしい笑みを浮かべ、春香の裸体を舐めるように見る
”そんなに見ないでよ”
その、いやらしい視線に、春香は性的興奮をもよおしていた。

春香の白い肌は上気し、再び桜色に染まり、汗ばんでいく
乳首は起ち、乳輪がぷっくりと盛り上がる
黒い茂みに囲まれた、ピンク色の花弁は、赤みを増し、潤い始める。

羞恥心が快感へと変わり、花弁から蜜が溢れてくるのがわかった
”やだっどうしよう”
花弁から溢れ出た透明な液体は、座面に流れ落ちる
焦る春香だが、動くわけにはいかない
...
春香は、正面に座る生徒達に、気付かれていないか目線を向けた
真面目な顔でデッサンを続ける、3人の生徒の姿が見える
”お願い！気付かないで”
愛液を垂らしながら、神に祈る春香だった。