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Desire ~女教師に向けられた欲望~
第10章 夏の夜の奇跡 ー自慰夢想ー
《八重ノ町商店街祭り ~夏の陣~》
土曜日から始まった夏祭りは、春香がコンパニオンを務めた日曜日を挟んで
祝日である今日、最終日を迎え、ごった返していた
そんな中、噴水広場前の通りに止まる、一台の軽自動車
その軽自動車は、小刻みに揺れていた。
軽自動車の前後左右には ’ほたる代行サービス’ の大きな文字
「あー!マジありえねー、もう30分経つんですけど」
運転席で騒ぐ、茶髪の青年
「落ち着け、ギャーギャー騒ぐなっ」
助手席で腕組みをし、貧乏揺すりをする大男
茶髪「いやっ安部さんこそ、落ち着いて下さいよ!半端なく車揺れてますけどっ」
大男「いいから静かにしろっ」
茶髪「だって、絶好の稼ぎ日和に、なんすかこの待ち時間」
大男「こんな日もある!気にするなっ」
茶髪「だったら、その貧乏揺すりやめて下さいよ」
この二人は、運転代行業の運転手
ある居酒屋からの電話で、ここで客を待っている
かれこれ、30分待ちぼうけをくらい、二人はイラついていた。
「ちょっと俺もう一回、店行って来ます」
茶髪は、居酒屋に向かった
大男は車の窓を開け、タバコに火をつけた
「そろそろ、祭りも終わりか...それにしても暑いな」
外から入ってくる風は、熱帯夜に加え、溢れる人達の熱気で、とても暑かった
噴水広場は、神輿体験が終り、人波は駅へと流れていた
「んっ!」
大男の目に、人混みの中、頭一つ飛び出た、女の子の顔が見えた
”ずいぶんデカい子だな”
人混みを抜け、大男の方に近づいてくる女の子、隣には背の低い男がいた
”カップルか?見たとこ高校生だな”
それは、紗織と将太だった
二人は、大男の乗る軽自動車の脇で、財布の中身を見せ合い始めた。
「将太君、まだお金ある?」
「多少なら...でも先輩、もう何もやってないと思いますよ?」
「私のも合わせれば大丈夫か..じゃっ行こうか」
「どこにですか?」
「ラブホ」
「えっ!」
「約束したでしょ、今度、口でしてあげるって」
「あっ!でも...」
「いいから、早く」
紗織は将太の手を引き、大男の前から去っていった。
”なんて積極的な女なんだ、ホテル行って尺八だけって事はないし”
大男の頭の中で、Hな妄想が巡る
”まさか俺の娘も、こんなことしてるのか”
愛娘のことを思い出し、勝手な妄想で怒りが込み上げる、大男だった。
土曜日から始まった夏祭りは、春香がコンパニオンを務めた日曜日を挟んで
祝日である今日、最終日を迎え、ごった返していた
そんな中、噴水広場前の通りに止まる、一台の軽自動車
その軽自動車は、小刻みに揺れていた。
軽自動車の前後左右には ’ほたる代行サービス’ の大きな文字
「あー!マジありえねー、もう30分経つんですけど」
運転席で騒ぐ、茶髪の青年
「落ち着け、ギャーギャー騒ぐなっ」
助手席で腕組みをし、貧乏揺すりをする大男
茶髪「いやっ安部さんこそ、落ち着いて下さいよ!半端なく車揺れてますけどっ」
大男「いいから静かにしろっ」
茶髪「だって、絶好の稼ぎ日和に、なんすかこの待ち時間」
大男「こんな日もある!気にするなっ」
茶髪「だったら、その貧乏揺すりやめて下さいよ」
この二人は、運転代行業の運転手
ある居酒屋からの電話で、ここで客を待っている
かれこれ、30分待ちぼうけをくらい、二人はイラついていた。
「ちょっと俺もう一回、店行って来ます」
茶髪は、居酒屋に向かった
大男は車の窓を開け、タバコに火をつけた
「そろそろ、祭りも終わりか...それにしても暑いな」
外から入ってくる風は、熱帯夜に加え、溢れる人達の熱気で、とても暑かった
噴水広場は、神輿体験が終り、人波は駅へと流れていた
「んっ!」
大男の目に、人混みの中、頭一つ飛び出た、女の子の顔が見えた
”ずいぶんデカい子だな”
人混みを抜け、大男の方に近づいてくる女の子、隣には背の低い男がいた
”カップルか?見たとこ高校生だな”
それは、紗織と将太だった
二人は、大男の乗る軽自動車の脇で、財布の中身を見せ合い始めた。
「将太君、まだお金ある?」
「多少なら...でも先輩、もう何もやってないと思いますよ?」
「私のも合わせれば大丈夫か..じゃっ行こうか」
「どこにですか?」
「ラブホ」
「えっ!」
「約束したでしょ、今度、口でしてあげるって」
「あっ!でも...」
「いいから、早く」
紗織は将太の手を引き、大男の前から去っていった。
”なんて積極的な女なんだ、ホテル行って尺八だけって事はないし”
大男の頭の中で、Hな妄想が巡る
”まさか俺の娘も、こんなことしてるのか”
愛娘のことを思い出し、勝手な妄想で怒りが込み上げる、大男だった。