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Desire ~女教師に向けられた欲望~
第4章 女教師の奮闘 -探偵物語-
「大泉さん、あなたはバレー部の部室を、盗撮しましたね..すでにデータで確認済みです」
「いや、その..」
「ビデオカメラと機材から、貴方の指紋も出ています。言い逃れは出来ない状況です」
「すっすいません。つい出来心で」
「出来心?春香さんにした事もですか?睡眠薬を使うなんて、立派な強姦ですよ」
「ごめんなさいっ」
「我々の本来の目的は、ここにいる花村紗織さんの、盗撮動画の完全消去でしたが..」
須藤は、大泉のPCにある動画や、画像を確認したことを告げる。
黙りこくる大泉に、須藤は続ける。
複数名の女性に対して、昏睡レイプを行っている、動画や画像がある事
バレー部以外にも、盗撮した動画も、発見したことを伝えた
これだけの証拠で、言い訳出来る筈もない大泉。
「紗織さんの動画他、学校内での盗撮動画は、こちらの方で処分させて頂きます」
「はぃ...」
「もちろん、先程撮影された、春香さんとひな子さんの、動画と画像もですが」
「もちろんです。すいません」
おとなしく、須藤の要求に返事をする大泉

「その他のすべてのデータも、こちらのほうでコピーを取らせて頂きました」
「えっ」
「つまり、貴方の行ったすべての犯罪の証拠を、私は持っているという事です」
「それって」
「貴方をいつでも、警察へ通報することが出来ます」
「どうか、それだけは..お願いします!どうか」
目に涙を浮かべ、懇願する大泉

「他の被害者の為にも、データは全て消去させて頂きます。よろしいですか?」
「そっそんなぁー」
「ご理解いただけないのであれば、警察へ通報致します」
「わっわかりましたから、どうかお願いします」
大泉を説き伏せ、聡美にデータの完全消去を指示する須藤
データ消去されてゆく、PC画面を見つめる大泉の目からは、涙が流れていた。
学校で盗撮した内容を自白させ、それをメモる聡美

大泉に対して、警備会社を辞める事を条件に、通報をしない事にした須藤
大泉を拘束していた手錠を外し、春香、ひな子、紗織に対し謝らせる
土下座で謝る大泉は、心から詫びをいれ、二度としないことを約束した。

こうして、事件は解決した。
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