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私の可愛い変態ペット
第3章  監禁理科準備室






短時間でよくも四人の部員候補に検討をつけたものだ。


それもほぼ確定がすでに二人もいるなんて。


あのグジグジしていた白川がこんなに行動的になっているなんて信じられない。



「…色々って何よ?」



「さぁ、何でしょうね?」



あははははとはぐらかす様に白川は笑い飛ばした。


誤魔化すつもりか?


私がずっと口を引き結んで不服そうにブスッとしていると、白川はポケットから携帯を取り出した。



「コレですよ」



私に見せるように携帯を指す。



「…え?携帯が何…?」



「んふふ…、いくら柚子葉様でもこれ以上は秘密です」



「なんなのよっ!!」



携帯と言われても余計に分からない。


まさかサイトの学校掲示板で出会った名前も知らない誰かとか言わないよな?



「もう知らない。もう学校案内の必要も無いなら私帰るわ」



「じゃあ僕もお供しますっ!!」



「いやいや、お供しなくいいから…」



むしろもう付いて来るな。









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