この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しては、ならない
第45章 小さな逃避行



「いや……その……夕夏、俺は」

「何よ」



鋭い声に一瞬俺はたじろいでしまうが、落ち着いてゆっくりと彼女に言い聞かせる様に話す。



「俺は、愛してる人がいるんだ」

「ふうん、それが何よ」

「――何よって……」



唖然とする俺に、彼女は畳み掛ける様に言う。



「その愛してる人が、西本君に、他の女の子に触ったら殴る、とか、ちょん切るからね、とか言うの?」

「ちょんぎる……」

「私だって……私なりに、西本君を、好き……なんだからっ」




絶句していると、夕夏は小さく消え入りそうに呟き、しゃくりあげた。



/1680ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ