この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しては、ならない
第22章 滅ぼせない恋情



「あ、あの――っ」


叫ぶ様に彼を呼ぶと、運転席の窓を開け、屈託ない笑みを私に向ける。


「もう大丈夫かな?」


「……えっ?」


「今日みたいに、男に無理矢理迫られてもバシッと断れるかい?」



うっと詰まり、下を向いてしまった私に、悟志はとぼけた口調で言う。



「まあ~
僕が虫除けになってあげてもいいけど……
僕もいつも君の側に居れる訳じゃないしねえ~」


「む……虫?」


「まあ、君のパパにとっては僕も虫みたいな物か――!
ハッハッハ」



朗らかに笑い声を上げる悟志に、私は深く頭を下げた。



「パ、パパが失礼な事を言ってごめんなさい!
……そ、それから……
今日はありがとうございました……」


/1680ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ