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愛しては、ならない
第25章 離したくない

菊野は、頬だけではなく首筋も胸元もほんのりと染まり、目は涙が溢れるのではないか、と思わせるように潤んで、そんな目で見詰められると心が騒いだ。

ウエイターにワインを勧められたとき、最初は躊躇っていた彼女だったが、俺が

「大丈夫です。菊野さんが立てなくなったら俺がおんぶして家まで連れて帰りますから」


と言ったら、小鼻を膨らませて反論してきた。


「な、そんなに私はお酒弱くないし、自分で歩いて帰れます!」


「そうですか?」


「そうよ‼グイグイいけるんだからっ‼」


そう言うや否やグラスを掴み、一気に飲み干してしまったのだった。







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