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愛しては、ならない
第25章 離したくない
何の苦労もない幸せな結婚生活を送っていた彼女にとって、俺の事や悟志が倒れた事は青天の霹靂の様な出来事なのだろう。

その小さな肩が微かに震えるのを見て、俺は焦れる思いだった。


……一人で背負おうとしなくていい……
もし、悟志がこのまま目を覚まさないままなら、俺が貴女を支えるのに……



だが、それは純粋に彼女を思っての気持ちではないことを自覚していた。




(俺は、悟志が、回復しなければ良いと願っているのだ……
彼が居なければ、菊野を俺の物に出来る……
そう望んでいる俺は、やはりこの家に似つかわしくない外道だ……
悟志の心配をする振りをして、祐樹の良い兄という仮面を被り、隙あれば菊野をどうにかしようと狙う飢えた獣だ……)

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