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愛しては、ならない
第25章 離したくない



「剛さん……
お願い、一度離して……」



腕の中で震えながら甘い声で菊野が懇願して、俺は清崎の面影を頭から振り払う。


(何をしていても、俺が好きだって?
義理の母親に欲情して、こんな事をしていてもか?)



少し腕の力を緩めてやると、菊野が俺の腕に噛みつこうと歯を立てたが、じっと見詰めると、菊野は目に涙を溜め口を離す。



その唇に指で触れると、弾かれたように震え、頬が赤く染まっていく。



「噛みつかなくていいんですか?」


「……」


「この腕は、貴女をがんじがらめにして、思うように犯す為の腕ですよ?」


「……っ」


「俺に触れられるのが嫌なら、噛み千切るといい……」



両腕を差し出すと、彼女は顔を歪めしゃくりあげた。




「出来ない……そんな事……っ」


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