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愛しては、ならない
第25章 離したくない
「ふっ……」

思わず笑いを溢すと、菊野の平手打ちが頬に飛んできた。


菊野は唇を噛んで涙を堪えながら、怒りに燃える目を俺に向ける。


「何故笑うの……っ?
やっぱり、私を……からかっているの……?
す、好き……て言うのも、どうせ嘘なんでしょ……っ」


彼女の平手打ちが、俺に凶暴な欲を灯した。


細い肩を押して再びベッドへと沈め、ブラジャーの紐を引きちぎり、腕から素早く抜き取った。


「やあっ……」


目の前に現れた、魅力的な大きな二つの柔らかい丘に俺は一瞬釘付けになるが、菊野が隠そうとするのを止め、腕を掴みながら存分にその乳房を眺めた。
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