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愛しては、ならない
第30章 彼しか見えない


獲物を捕らえた肉食獣を思わせるぎらついた瞳にゾクゾクする。


「……剛さんは……まだ15歳なのに……

何故そんな目をするの?」


思わず言ってしまった私を、彼は一瞬キョトンとして見詰めたが、やがて優美に笑うと、指で私の太股を巧みに撫でた。


「あ……っ」


身を捩る私を、更に啼かせようと彼は乳房に舌を這わす。


「ん……ん……やあっ――」


止(とど)めだ、とでも言うように、彼はその猛りを蕾に当たるすれすれの場所に押し付けた。


「く……っ……俺が……どんな目を……してるって?」


また、ゆっくりと押し付けられて、蜜が滴る感覚に頬が燃える。


(恥ずかしい……っ)

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