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愛の儀式/私を調教(おと)してください
第1章 いやらしい女
 
 「ショーツの上からクリトリスを触って。動かしたら駄目だよ。触るだけだ」
「う、うん……」

 ソッと中指をあてる。
身体が跳ねる、声が漏れる。

「そんなに喘いで……よほど我慢してたんだね。いいよ、ゆっくり指を動かして」

 彼の言葉に従い中指に力を込める。
敏感な部分を擦ると、身体中が縮むような刺激に襲われた。

「ああっ、いいっ……気持ちいい────」

 独りきりの部屋に私の声が響く。
それが益々私の感度を敏感にする。

 「お、お願い───もうだめ、早く」
「そんなに早くマンコを弄りたいのかい?美穂は本当にいやらしい女だね。仕方ないな、じゃあショーツに手を入れて」
「はいっ───」

 身体を震わせながらショーツに手を忍ばせる。
早く、早く……欲しい、欲しいの─────────
 
「中指だけマンコに入れて。ゆっくり、ゆっくりとだよ」
「う、うん……」

 ショーツに忍ばせた指先が花びらに触れた。
それだけで身体が弾む。
ヌルリとした感触、指先がスーッと滑るように私の中に吸い込まれた。

「あっ、ああっ───」

 噛み締めた唇から恥ずかしいほどの大きな声がでた。謙二の耳にも当然聞こえたはず。
やだ、恥ずかしい……恥ずかしいよ……。
でも、私すごく感じてる──────

 「ああっ……もっと、もっと欲しいの───お願い」
「いいよ、欲しいだけマンコに入れてごらん」
「うん、うん……」

 中指、そして薬指を花びらに挿す。
指先を奥まで入れ軽く動かすとグチュグチュと恥ずかしい音が溢れてきた。

「美穂のマンコには、今何本入ってるの?教えて」
「に、二本です……ああっ───」
「二本も入れるなんていやらしいね。どんな感じ?」
「グチュグチュと音がして……す、すごく恥ずかしいの」
 
 グッとお尻を突き出し奥へ奥へと指を挿す。
そう、そこ……熱い部分で指を曲げ壁を擦る。
ポタポタと雫が垂れていくのが自分でもわかる。

 「美穂のいやらしい音、僕も聞きたいな。スマホをマンコに近づけてごらん」
「そんな───い、いや……」
「聞かせてくれないと、イカせてあげないよ。いいのかい?」

だめっ、と叫びスマートフォンをショーツに近づける。
指先を踊らせ淫らな音を立てる。
グチュグチュ、ビチャビチャと恥ずかしい音が謙二の耳にも届いているはず。

 

  
 
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