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刑事とJK
第33章 V S






ガラスの破片が散乱した部屋…

残ったのはゆうひと斉藤だけになった





ゆうひはゆっくり立ち上がった



『斉藤…、ありがと…』



斉藤の服の袖を掴もうとしたが、
斉藤はその腕を振り払った




『っ…』





ゆうひは驚いて手を引っ込める



「…」




斉藤は黙ったままその部屋から出て、
二課室にある金庫の前まで歩いた




『…斉藤…?』




すると斉藤は、
金庫の鍵10桁を1、2、3、…と一つずつ試していった



ずっと、何もしゃべらず、ひたすら…





何か手伝わないと、
と思い、ゆうひは本郷の机を調べていった



36、37、38、…





98、99、100、…








ゆうひは机の3段目の引き出しの中を探した


すると、たくさんある紙の中から
色の違った紙が一枚出てきた


それを見てみる




7516224843








ちょうど10桁…!!



ゆうひは嬉しくなって、
その紙を斉藤のところへ持って行った




『斉藤、ほら!!』



紙を出すと、
斉藤は目をそれに向けた




「…」




斉藤は何も言わず、紙を受け取った






カチカチ…と番号を合わせていく




カチ…ガチャ…





金庫は見事に開いた




『やったぁ!!』



すると斉藤は電話を掛けた



「山崎さん、オレっす…はい、開きやした…はい
…はい」



斉藤は携帯を閉じた




一息置いて、その場に立ち尽くす




『よかったね、斉藤っ』





ゆうひは斉藤の前に回り込んだ


しかしその時、
斉藤はゆうひの胸倉を掴んだ





『っ…!!』




ゆうひは突然のことすぎて言葉が出なかった








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