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刑事とJK
第42章 船上の殺人事件2



「僕は…2つ奥の部屋だ」



「わかった、部屋に戻れ。
そんで、オレが行くまで絶対に部屋から出んな。鍵も開けんな」



「はあ!?」



松井はわけが分からないといった感じだ



「絶対だ、わかったな?」



「待て、あんたはどこ行くんだ!?」



「パーティー会場だ」



藤野とシゲも部屋から出て来た


「あ、シゲは部屋に残ってろ。
そんで誰も入れんな」



「は、はい!!」



死体と一緒なんてやだなああ~




「な、何かあったのか?」



純友は少し焦った様子で言った



「いいから、部屋で待ってろっつったろうが」



「…」



純友はゆっくりとした足取りで部屋に戻った




それを見届けてから、
斉藤と藤野はパーティー会場へ急いだ












中に入ると、社長たちは怒っていた


「遅いじゃないか!!
一体呼びに行くのにどれだけ掛かってるんだ!?」



「皆さん、今日はもう
談話がどうこう言ってる場合じゃねぇよ…」


斉藤は低い声で言った



「何を言っている、…横田君はどうした?」



「ついて来て下さい」


藤野が言った




「それどころじゃない!!
もう相手先の社長は…」



「横田は殺された」











口やかましかった3人は固まった



「何を…ふざけるにもほどがある…」


「そうだ、冗談も休み休みに言え!!」



「っせえな!!!」



斉藤は床をダンッと踏み鳴らした



「…本当…なのか…?」


「ああ。
あんたらも狙われてる可能性が高い」



「…」




仕方なく、3人は斉藤と藤野の後に続いて歩いた







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