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刑事とJK
第66章 刑事始動






「まさかあんた、初めっから…!!」





「"Momoe"に似た人物がいたって情報が入ってきてさ、
ガイドになって監視させてもらってたよ」





長谷川は勝ち誇った笑みを浮かべた







「…明のせいよ…
明が勝手なことしなければ…」





「"今回は売買をせずに日本に帰るはずだったのに…"ってか?
旦那が捕まったウサ晴らしに、また密売しちまったけど…、
どうやら裏目に出たようだな、ははは」




「くっそぉお!!!」




「あらあら、あのおしとやかな細川百恵さんはどこへやら…。
旦那さんが、三宅舞を選ぶのもわかる気がするよ…
連行しろーい」




警官隊は二人を連れていった














「ふぅ…たく…」




大事な弟子の新婚旅行、
めちゃめちゃにしてくれやがって…





「長谷川刑事!!」



「あ、アンソニー
今回のシェフ、良く似合ってたよ」





「うぅ、余計なお世話です。
それよりも、日本語をあれだけ覚えたことを褒めてください…。
とにかく、事件解決ご苦労様です」





「お互い様、ご苦労さん。
…にしても包丁盗まれるとか不覚だよね」





「そこは…すいませんでした…」





「ははは、まあ、君も刑事だし仕方ない。
俺がコックで君が副コックなら、雷落としてるけどね」




「本当にすいませんでした…」



「だから、仕方ないってば…」







長谷川はちらっと自分の腹を見た




「…」




やっぱり、もうちょっと痩せようかな…?

















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