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月下の契り~想夫恋を聞かせて~
第4章 入内の勅命
 薫子は大きく深呼吸した。近江が部屋の片隅で微睡んでいる。
「ごめんね」
 薫子は近江に呟き、そっと御簾を巻き上げて廊下に出た。もちろん、邪魔な藤色の打掛は脱ぎ捨て、小袖一枚に括り袴をはいている。これから屋敷の周囲をぐるりと囲んだ築地塀を乗り越えるのだ、これでなくては具合が悪い。
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