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淫らで素直な彼女。
第8章 ロマンス
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「いい女だな。
沙織さん。
大事にしろよ」
「あぁ。
ちゃんと考えてる」
「子供生まれたら、二人で会いにこいよ」
「あぁ。
菜々子さん似だといいな」
「だな。
菜々子に似たら可愛いな」
「菜々子さんの事、大事にしろよ。
生まれるまでエッチしなくても、いいだろ?
東京で悪さしたんだから」
「痛いとこつくな。
さっきから‥‥
夏樹も同罪だろ」
「夏樹、
好きな女はちゃんと捕まえておけ。
男なら、うじうじ女の過去の男に嫉妬してんじゃねーぞ!
俺色に染まれくらいで丁度いいんだ」
「あぁ。
今夜、染めちゃう」
「クソー‼︎
こっちは、これから禁欲生活だっていうのによ‼︎」
新幹線に乗る前に、翔は沙織から貰った紙袋を開けてみた。
綺麗にラッピングされた箱の中には、
右端と左端に可愛らしい天使がいた。
きっと、曲が流れたら徐々に距離が縮まり、
可愛いキスを交わすのであろう。
『星に願いを』という曲の入ったオルゴールだった。
沙織らしくて、その気遣いが本当に嬉しくて、また愛しさがこみ上げる。
「夏樹には、勿体無い女かも?
沙織さん宜しくな」
そう言って、翔は帰って行った。
勿体無いくらいの女だから、手放さないんだよ。
今夜は家で沙織を待つ。
綺麗に掃除をして、夕食でも作って、俺からの例のプレゼントは‥‥
沙織次第。
夜になるのが待ち遠しい。
沙織さん。
大事にしろよ」
「あぁ。
ちゃんと考えてる」
「子供生まれたら、二人で会いにこいよ」
「あぁ。
菜々子さん似だといいな」
「だな。
菜々子に似たら可愛いな」
「菜々子さんの事、大事にしろよ。
生まれるまでエッチしなくても、いいだろ?
東京で悪さしたんだから」
「痛いとこつくな。
さっきから‥‥
夏樹も同罪だろ」
「夏樹、
好きな女はちゃんと捕まえておけ。
男なら、うじうじ女の過去の男に嫉妬してんじゃねーぞ!
俺色に染まれくらいで丁度いいんだ」
「あぁ。
今夜、染めちゃう」
「クソー‼︎
こっちは、これから禁欲生活だっていうのによ‼︎」
新幹線に乗る前に、翔は沙織から貰った紙袋を開けてみた。
綺麗にラッピングされた箱の中には、
右端と左端に可愛らしい天使がいた。
きっと、曲が流れたら徐々に距離が縮まり、
可愛いキスを交わすのであろう。
『星に願いを』という曲の入ったオルゴールだった。
沙織らしくて、その気遣いが本当に嬉しくて、また愛しさがこみ上げる。
「夏樹には、勿体無い女かも?
沙織さん宜しくな」
そう言って、翔は帰って行った。
勿体無いくらいの女だから、手放さないんだよ。
今夜は家で沙織を待つ。
綺麗に掃除をして、夕食でも作って、俺からの例のプレゼントは‥‥
沙織次第。
夜になるのが待ち遠しい。
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