この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
新妻の涙
第2章 商品到着

土曜日の午前。何も知らずに一組の夫婦が来た。


妻の未希が女医の産婦人科が良いと言うので、夫の隆司と一緒にネットで探しだし隣町から通院していた。


未希は26歳。半年前に結婚をして初めての妊娠。
細身でもないがポッチャリでもない。



待合室には何人かの妊婦がいる。
受付を済ますと二人は端の席に座り順番を待つ事にした。


「ちゃんと育っているといいな」


未希が不安そうに呟いた。


「大丈夫だよ。食事とか色々気を付けてるんだから」


隆司は、にこやかに未希に言った。



そんな二人を隠しカメラのモニターで見つめる男。
医院長と話をしていた男である。


缶ビールを飲みながら男は一人ブツブツと呟いていた。


「白のTシャツにベージュのパンツ......」


「身長は160ぐらいか......?」


「身長に対して程よい尻と胸の大きさ......」



トントン


ドアをノックして一人の看護師が入ってきた。


「お客さん、商品が到着しました」


「ああ、今モニターで見ていたところだよ」



看護師は細い煙草に火をつけ、煙をスーっと吐きながら言った。



「後15分ぐらいで準備が出来ると思いますよ」


「医院長と看護師さんは、まだホスト通いしてるの?」


「ええ、通っているというわけでもないですけど。お金がかかるんですよ」


「ホストの為に患者を売るなんて悪だね」



看護師は煙草の煙をスーっと吐きながら煙草の火を揉み消した。



「それでは準備が整いましたら、お呼びします」

/10ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ