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私は犬
第16章 人並みになりたい*
「…うん。」

「それでは…。耳を貸して下さい。他の人に聞かれたら困る。」

その後、耳元で「処女を奪ってくれた男性ですよ。」

と告げられて……。目の前が深夜のサハラ砂漠の風景のように、真っ暗になった。どうしましょう?明かりが欲しいわ…。せめてマッチ、マッチを誰かお願い…。だって、だって、私の特別な男性って、目の前にいる音羽さんよっ!

その後も、私の知らない事をたくさん教えてくれた。これは、はしたない事だから、絶対に口外してはならない事になっていて、それが世間一般に流布されている当たり前のルールなのだとか。

秘密といえども契約なのだから、人並みの女性になるまでは、絶対に他の人とセックスしてはいけないとか。実は淑女の皆さんは、そういう決まりをきちんと守っているが故に、淑女として敬われる存在なのだとか。

他にも、いろいろ言われたけど、頭に入ってきたのはそのはその位で。

「どうした?」

2人の時には2人だけの、秘密の態度が存在すると言われて、こういう横柄な口調で話すのも、そういうルールの1つだから、自分も本当はやりたくないのだけれど仕方ないと。そう教えられた。

どんなに嫌でも、ルールは守らなければいけないわ。規律が乱れたら、風紀が乱れて、いずれ効率が落ちるもの。そうなってしまったら、きっと株価にも影響する筈よ。だから仕方ないわ…。
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