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第4章 慣れるまで

※暫く説明章が続きます。駈け足で済ませます。ダラダラと申し訳ありません

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目が覚めて目を開いて一番に飛び込んできた景色が、見慣れたそれとは違っていて少しだけ慌ててしまった。


一昨日からほとんど眠っていなかったせいか、時差ボケの心配もなくゆっくり休めたようで。


普段は、自分の中にひっそり隠れているらしい図太さに感心してしまう。


昨夜は、お邪魔して早々の話し合いにすっかり時間を取られ、外出するための装いを整える時間がとれなくなってしまい、自宅での食事となった


あのタイミングで話題を切り出すべきでは無かったのかもしれない。


同じ過ちを繰り返さないように、きちんと反省しなければ。また皆さまへご迷惑をお掛けしてしまう




おじ様は海外へ行ってらして不在だったものの、廣徳さんが婚約者である万由さんを連れてきてくださり


多忙な合間を縫って、わざわざいらして下さったであろう、そのお心遣いをとても有り難く感じた


私は帰国のお土産にと、スーツケースにこっそり忍ばせてきたスイスワインをいくつか差し出して、


廣徳さんと万由さんのご婚約を後れ馳せながら祝い、５人でグラスを傾けあった