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私は犬
第4章 慣れるまで
食事に赴くはずだったお店のお鮨が自宅に届けられ、おば様はがっかりしたご様子だったけれども、私はとても美味しく頂けた。


お出掛けするのは疲れるから、実はあまり好きではない。だから、家から出ずに済んで内心ホッとしていたのだけれど


こんな事がおば様に知れたら、悲しませてしまう気がするので。顔に出さないように気をつけている


他にも様々なお料理が並び、食べきれなくて申し訳なく思いながらも残してしまった



食後、廣徳さんたちがお帰りになった後、リビングでワインを飲みながらおば様や孝徳さんと今後の事について、いくつか話をした



そこで決まった事は、入社は四月にする事。それまでの間、日本での生活に慣れるためにいくつかの提案がなされ、その内のほとんどがおば様によって決定事項となった


例えば、お茶やお花やお習字など。おば様が自ら教えて下さるそうで、これも家から出ずに済みそうなので安心した。


すっかり気を抜いていた所に、孝徳さんから提案があって、帰国子女枠で入れるからおば様の出身大学へ通わないか?と打診された


例え数ヶ月でも、日本の学校へ身を置く事は社会へ出るための勉強になる。と言われて、お断りできなかった。
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