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私は犬
第20章 巨乳への道*
気が付けばそこは白くて丸いバスタブの中で。音羽さんに跨がってゆらゆらと揺さぶられていた。大きな窓から差し込む、外の日差しが目に眩しい。いつの間にか、全身の拘束も解かれている。

「気がついた?」

そう言って顔を覗きこんでくる彼の目は、普段と同じ、優しい目に見えた。

「………。」
同じ人なのだろうか。

何度考えてみても、さっきまでの彼と目の前の彼が、同じ人とは思えなくて。ひたすら困惑してしまう。

「ベッドに戻ろう…。」

そう告げられて再び戻った寝室には、さっきまでの行為の欠片など微塵も残されていなかった。

気だるい身体を横たえると、彼は優しく覆いかぶさってきて、蕩けるようなキスを繰り返す。

身体に残された拘束の赤い痕跡たちに、ねっとり舌を這わせながら、目をじっと見つめられて

何かを考えていたはずなのに、思考がことごとく、どこかへ押し流されていった。

気持ちがいい。何をされても気持ちがいい。

私をうつ伏せに寝かせて、大きく足を開かせると、お尻をぎゅっと両手でわしづかみながら、おチンコを入れてきた。

「クっ……。すぐ出そう…。」

クリトリスに手を這わせ、こねくりまわしながら、最奥に、じわじわとおチンコを押し付けていた彼が、

そう言って私の身体を背後から強く強く抱え込むと、おマンコの中で、おチンコがピクっピクっと動いた。

それを感じて、武者震いのような震えが、全身をかけ抜ける。

ズルリと彼が出て行って、満たされていた中が急に寂しく感じられて。

思わず身体を起こすと、優しい腕に抱き止められ。

そのまま、ベッドにもつれ込み、何度も何度も、飽きることなく唇を重ね続けた……。


私、頭がバカになっちゃったみたい………。
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