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私は犬
第20章 巨乳への道*
「もう1回、イっとけよ。出来るだろ?」

そう告げる音羽さんの顔は、何かを企んでいるかのように見えて、思わず身体が逃げを打つ。

「いやっ…。もういやぁっ…。」

そう言って身をよじると

「《嫌っ》て言うなって、言ったよな?」

と、私の顎を捕み、ガクガクと揺すりながら、そう確認してくる。いつもより顔が怖い。彼の醸し出す雰囲気が怖くて

「…は……いっ…。」
と、小さく怯えながら答える。

目の前に迫りくる危険を回避するための本能なのか、彼の目に吸い付くように引き寄せられたまま視線が外せない。

「……お仕置きだな。悪い子には罰が必要だ。だろ?」

「ご、ごめんなさい…。」
許しが欲しくて、そう口にするのだけれど

「許さねえよ…。頭の横まで足上げろ。両方だ。」

限界まで頭横に上げた両足が、彼の手で頭の後ろに組まれてきつく縛られる。すっかり自由を失った身体は、濡れた冷たい枕の上に、そのおマンコを晒け出していた。

何の予告もなく、音羽さんの頭が股の間に入りこんだ。

「やめてーっっ!いやーっっ!離してーっっ!」

それは駄目だと。絶対に駄目だと。心の奥がざわめきそう叫ぶ。なのに

「黙っとけ。」

と口に丸めた何かを捩じ込まれて、言葉の自由さえもが拘束された。

駄目なの。絶対に駄目なの。それをしたらいけないの。もの凄く嫌な予感がする。とてつもなく悪い事が起こりそうな気がして、心がざわざわする…。

必死でやめてと、叫ぶのに………。

潜り込んだ乱暴な指達が中で暴れまわり、ぬるぬるした舌はおマンコに吸い付いたまま、じゅるじゅると、いつまでも離れない。

力みっ放しの身体が、弛緩と緊張を繰り返し…。

何が起きているのか分からぬままに、身体を一方的に翻弄され、思考だけがその役割を停止させた……。
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