この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私は犬
第22章 新しい人
1日の業務を終えて執務室に戻る。今日のこれからの予定を確認すると、何も入っていなかった。珍しい事にまただわ。

なぜか最近、会食が少ない。というかほとんど無い。知らない方とお食事せずに済んで何よりだ。あんなお食事、もうたくさんだもの。

「九宝さん、帰りご一緒しませんか?同じ方向なんです。」

と、春木さんに声を掛けられた。

2人で帰宅の途に就きながら、色々なお話をする。春木さんは、イタリア留学を終えて帰国したばかりなんだとか。声楽のお勉強をされていたとか。色々教えてくれた。

伊語を忘れてしまわないように、時々、伊語で会話しませんか?と言われ、是非にとお願いした。中田さんとも時々、独語でそうしていたから。

「そういえば、九宝さんのマンションの近所のスーパーマーケット、品揃えはどうですか?」

と言われ、どうだったかな?と思い出せないので一緒に立ち寄る事に決まった。

店内に入ると、春木さんは

「うち、お醤油とお米が無かった。ちょっとあっちを見てきます。」

と言い残して、何処かへ向かった。お醤油?お米?ご家族たくさん居るのね…。うちは一度も無くなった事ないわ。調味料も買い足した事ないもの。
/637ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ