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私は犬
第22章 新しい人
顔を観察すると、見たことあるような無いような…。

「春木秀作の娘です。いつも父がお世話になっております。」

私の疑問に答えるかのように、そう返事が返ってきた。

「ああ!おじ様のお宅の秘書の。こちらこそ、御父様には、いつもお世話になっております。」

おじ様宅には、秘書のような執事のような方が数名いらっしゃる。春木さんはその内の1人だ。おば様と私の間を何度も往き来してくれていて、たまに運転手にも変身する、マルチな方だ。

そのお嬢さんがわざわざここに?何だろう?まぁいいか…。気にしてもしょうがないし。これで中田さんも、お仕事を気にせず、ゆっくりお子さんの看病が出来るはず。

あ!孝徳さんにお伝えする事が増えちゃった。取り急ぎまとめなきゃ。手描きでいいわ。字の練習にもなるし。

「さぁて。あたし展示会に、おズボンドブラザーズを見に行ってくるわ。アディオス!セニョリータ!」

手紙をしたためていると、剛ちゃんは、そう謎言を吐きながら出掛けて行った。

オズボーンド・ブラザーズ??オズボーン兄弟がアパレルの展示会に居るの?そして、なぜスペイン語?また変なDVD見たんだわ……。あれ。
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