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私は犬
第27章 止めらんねぇ*
背中、見たことないけど、一体どうなっているんだろう…。紐がたくさん固定されているのに、絡まないのかな?

「こっち向け…。」

顔を上げると、有史さんの強い視線に捕まった……。耳をねっとり舐めながら、

「真子、お前、スッげえ綺麗…。」

と低く小さく囁かれて、背中がゾクゾク痺れて、おマンコがじゅわ〜っと濡れてゆくのを感じた。有史さんの指先が、おマンコを撫でる…。

「ちょっと縛っただけでこんなに濡らしやがって。」

これは違うのに…。縛られたからじゃないのに…。なのに、いけない事をしたかのように咎められてギクッとする。

「ほら、そのクッそエロいマンコ、足広げて見せてみろよ。」

急に言われても、躊躇してしまって脚が開かない。迷っていると、有史さんが赤い紐の束で、私の太ももをピシッと叩いた。

「ほら、さっさと開け。」

なぜ逆らえないんだろう…。これが契約だから?あの華やかな女性達に負けたく無いから?打たれたくないから?それとも、嫌われたくないから…?

わからない。ちっとも分からない。なのに有史さんの言葉に逆らえない。

目を見つめ返しながら、ゆっくり脚を開いた…。

「いい子だ。」

そう言われながら、小さなキスをされて安堵する。

キス1つで安堵するなんて。私は何に緊張しているの?一体何を恐れているの…?頭がこんがらがって良く分からない。
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