この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私は犬
第7章 お仕事です②
これは…。私の返事を待ってくれているのかもしれない。

「邪魔だったので自分でしばりました。鏡を見なかったので、あのような仕上がりになったのだと思います。」

「ふぅん。食べ終わったら教えてあげるわ。少し練習しましょ。」

と言われて合点がいった。ああ。そういう事か。私の髪型があまりに酷かったから心配してくれていたのね。

「ありがとうございます。助かります。」

こういうご厚意は素直に受けるべきだわ。



それから、数パターンのまとめ髪を教えて頂きながら数回練習して。

「剛(ごう)ちゃんと呼んでちょうだい。」と呼称を半ば強制され、ついでに薄いグレー以外のお洋服を数点選んで頂き、メイクについても相談した。

そして、10時少し前、「コーディネート用のテキストとメイクのテキスト作っておくわ。それと、いい男いたら紹介してね。」

と言って、あのヘンテコな靴を履いて帰っていった。

向き合ってきちんとお話ししてみると、気さくで優しい方だった。【ウケ】の意味も教えてくれた。「わたしね心は女なのよ。」と言うから、

イギリス時代にレッスンに通っていたバレエスクールや、主宰するバレエ団にも似たような嗜好の方がたくさん居て、

そういうお友達もいたのだと話すと、とても喜んでいた。
/637ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ