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私は犬
第30章 主導権*
水曜日

退勤後、鮎川さんに連行されて電車で調布に向かった。鮎川さんって強引だけど、何でも指示してくれるから楽といえば楽。言うこと聞いてれば済むもの。鮎川さん情報だと、2対2でお食事するらしい。

薄桃色のトップスに白いスカートの鮎川さん、格好からして張り切ってる気がしなくもないけど。主導権はお渡しして、お任せしちゃおう。

着いた場所はスペイン風バルだった。素直に居酒屋と書けば良いのに…。店名は、《ダンジョウおじさんの酒処?》お腹の大きな太っちょオジサンがいっぱい居そう。

なのに、店内には太っちょオジサンは1人も居なくて、女性やカップルばかり。小太りオジサン見たかったのに、残念…。

まだ、神部君達は来ていないようで、鮎川さんは早速化粧室に籠城するために席を離れた。『勝手に頼んどいて。私赤ワインでいいから。』席を立つ前、そう言ってたけど本当に頼んでいいの?

メニューを見ながら考える。シャンピニオンの鉄板焼は絶対に食べたい。デーツのベーコン巻きも。これスペインだと、この状態でスーパーに売ってる。

トマトとアンチョビのサラダに、スペインの発泡ワインカヴァ。鮎川さんのワインはグラン・レセルバ。これに負けないお料理は煮込系かな?今の季節に煮込み料理って合うの?
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