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私は犬
第32章 我慢の限界*
仕方なく、いちじくの皮を剥いて、ブルーチーズとあわせてチコリやルッコラと一緒にサラダにした。上からパラパラとたっぷり胡桃をかける。桃は食後に食べれるように冷しておこう。

「そうだ。お前、シドラ飲む?マンチェゴもあるぞ。冷蔵庫に入ってる。」

「飲むっ!」

「先に飲んでていいぞ。」

おぉ…。今日の有史さんは優しい!どうしちゃったんだろう?冷蔵庫からマンチェゴと呼ばれている羊乳チーズと、シドラの瓶を出して、オープンキッチンの端っこでグラスに注いだ。

シドラ、シードラとかシードルとも言う、100%林檎の発泡酒。これがなかなか甘くてさっぱりしてて美味しい。

「有史さんは飲まないの?」

「俺、お前が貰った、あの土産の酒飲みたい…。」

「ふーん。取ってこようか?」

「いや、そこにある。料理はいいから、酒作って貰っていい?」

「全く構わないわ。」

ロックグラスに氷を入れて、お酒を注いで渡してあげた。ウイスキーがよっぽど好きなのね…。

キッチンの端っこで、お酒を飲みながら、チーズとサラダを摘まんでいるうちにカレーが出来あがっていた。ご飯もさっき炊けたみたいだし。人参しか触ってないけど、まぁいいか…。

有史さんは、カレーにする前に取り分けたスペアリブに、塩と和辛子を添えた物を肴に持ってきた。
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