この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私は犬
第33章 さよなら
「やりたくないっ…。」

そう言って唇を噛んで目を反らすと、有史さんの手が私の前髪を掴んで、顔を無理矢理、正面に向かせる。唇が触れ合うくらい、顔を近付けると

「そうか。なら、手伝ってやらなきゃな…。」

と言った。そして、大きなベッドのはしっこの枕の裏に手を突っ込んで、赤い縄の束を取り出した。全部枕の裏に隠してあるの?

有史さんが赤い縄の束で身体を撫でまわす。くたくたになった、お気に入りのケットみたいな肌触りの縄が、身体を滑っていく。それが心地良くて、逃げ出したい気持ちが跡形もなく何処かへ消え失せた。

縄で全身を撫で回されて、喉の奥から甘えるような、鼻にかかった吐息が漏れ出すと、有史さんの唇が重ねられ、舌が口の中をまさぐり始めた。

上顎の奥をくすぐられて、腰が小さくなんども跳ねて頭がバカになってしまう。身体中から力が抜けて、有史さんの身体にもたれないと座っていられない。

「手、後ろだ。」

そう言われて、手首を取られ、後ろに回さる。シュッシュと縄が擦れる音と共に、手が後ろで縛られて、おっぱいの上下を縄が這う。ウエストにも縄が回され、折り畳んだ足はハムみたいにぐるぐるまかれて、身体から殆どの自由が奪われた。

「これ、着けてやる。」
/637ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ