この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私は犬
第11章 【第2章】リスタート
入力作業をしていると、

「あ。午後になったら第1営業部へお手伝いに行って下さい。向こうでは、主任の音羽さんに従って下さいね。」

「はい。承知いたしました。」

営業部のお手伝い?あまり気乗りしないけれども…。仕方ないわね。




午後、指示された通りに第1営業部に向かうと、主任席まで案内される。

「第1執務室より参りました。九宝真子です。よろしくお願いいたします。」

と告げると、主任は手にした資料から、こちらへ顔を向けた……。


げっ…。何でここにこの人が?ジェントル改め、昨日の公園オラオラ男じゃないのっ!よりによって何で……。

「中田室長代理より伺っております。音羽です。よろしく。早速ですが……。」


「分からない事は、鮎川の指示を仰いで下さい。鮎川君、こちらへ。」

うん。間違いない。帰りたくなってきた。

「九宝さん、どうかされました?」

「は?はい?」

だめだわ。昨日のアレやコレが蘇ってくる。ちっとも大丈夫じゃない。

「……鮎川です。こちらにお願いします…。」

そう促されると身体が勝手に動いてくれた。良かった。何とかなりそうだわ。


仕事は単なる資料の翻訳で、動揺していても何とかなって、ホッと胸を撫で下ろした。
/637ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ