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第8章 山中賢治の狙い

翌日、卑虎と桜木は列車の乗っていた・・・

『村長・・・何か私・・・とても嫌な予感がするんです・・・』

『嫌な予感？』

昨夜、黒木からのメールで山中村議会員の事務所に数人の暴力団らしき連中が出入りをしてるから、気をつけたほうがいいと連絡が入ったことを卑虎に伝えた・・・すると卑虎は・・・

『そ～んな事、前からだよぉ・・・俺が例のダム建設に許可出さないから強行策にでるんだろ？どっちにしても奴はやってるよ！だからあのｲﾍﾞﾝﾄ思いついた訳だよん』

総理をｲﾍﾞﾝﾄに招待したのも、場所も珍萬山にしたのも・・・
ダム建設を止めさせる為・・・

『あんな小さい村にダムなんか作っちまったら村なんか無くなっちまうぜぇ!?・・・そんな事、俺が絶対させねぇから！』

桜木は初めて卑虎を頼もしく見えた・・・

『ｲﾔｧｧﾝ！村長こんな所で・・・ｱﾝ、ｱｧｧﾝ恥ずかしいけど、凄く気持ちいいですぅ・・・ｱﾝ、ｱﾝ、ｱｧｧﾝ』