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卑虎獨斉 村長
第11章 山中の暴走
卑虎は・・・

『グハァ・・・!』

暴力団連中にボコボコにされていた・・・
そして山中は・・・

『村長!そろそろ許可をだす気になりましたかぁ!?』

卑虎はフラフラになりながら立ち上がり血を吐き出しながら・・・

『プッ・・・ヘヘッ俺はあんな下らねえモンに許可なんか出すわけねぇ~べや!バァ~カ!!』

更に卑虎は暴力団連中の猛攻を受け・・・

ボキィ・・・

『ンガァァァ!!』

暴力団連中は卑虎の腕を折った・・・
卑虎は折られた腕を押さえ、もがき苦しむ・・・
山中は更に・・・

『最初からダム建設計画に許可を出していたら、そんな目にあわなくて済んだんですよぉ村長・・・ハッハッハ!』

卑虎は右腕を抑えながらゆっくりと立ち上がった・・・
すると源川は・・・

『こ・・・こいつ・・・まだ立ち上がるのか・・・』

卑虎は・・・

『フゥ~・・・約束したんでなぁ!村のみんなと!!・・・この村の為に命賭けさせてくれってなぁ!!・・・ダム建設計画をやりてぇんなら・・・俺を殺さなきゃできねぇぜ・・・山中村議会員殿・・・』
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