この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
失恋キューピッド
第10章 ***深之side***

「ま、まあ冗談はともかく!分かったよ、彩佳さんがいない時にでもアユミに作れそうなのを教えてやるよ。それでいいだろ?」
自分の発言が作った微妙な雰囲気を誤魔化すために、俺はアユミの頼みをきくことにした。
そしてそれ以外は家のことに手を出さないことを約束させ、菓子作りを教えることは伏せて彩佳さんに報告した。
「ありがとう、やっぱり深之君は頼りになるわ!本当にありがとう!」
無邪気に喜ぶ彩佳さんに気づかれないよう、俺はこっそりタメ息を吐いた…
自分の発言が作った微妙な雰囲気を誤魔化すために、俺はアユミの頼みをきくことにした。
そしてそれ以外は家のことに手を出さないことを約束させ、菓子作りを教えることは伏せて彩佳さんに報告した。
「ありがとう、やっぱり深之君は頼りになるわ!本当にありがとう!」
無邪気に喜ぶ彩佳さんに気づかれないよう、俺はこっそりタメ息を吐いた…

