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第5章 期間限定公開　バレンタインデー企画

未「第一の質問、滝くんは甘党？それとも辛党？」

滝「えー、っと、どっちだろう。あんまり気にしたことないかも。どっちかっていうと辛いものが好きかな。
でも甘いものも普通に食べる、好き！」

未「よかった～。そういえば生徒会室でもよくクッキーとかキャラメルとか摘まんでるもんね」

滝「そうそう。デスクワークしてると甘いものが無性に欲しくなるんだよね。脳が糖分を欲するというか」

未「いつも生徒会長のお仕事、お疲れさま。私にできることがあったらいつでも言ってね」

滝「ん。ありがと未結！」



未「では第二の質問、バレンタインデーは好きですか？」

滝「今年から好きになった」

未「？？？ど、どゆこと？」

滝「去年までは憂鬱で仕方なかっ
たかな。ベルハウスにも実家にも大量のチョコが殺到するし（遠い目）」

未「わぁ、さすが生徒会長……」

滝「どうせなら板チョコくれよって思ったね。板チョコならいくらでもお菓子作りに使えるじゃん」

未「（板チョコにしてもきっと相当な数なんじゃ…）ち、ちなみにその大量のチョコたちはどうなったの？」

滝「猛と楓が全部食ってた」

未「ええ！？」

滝「猛がものすっごい甘党なの。顔色一つ変えず『いらねえんなら俺貰うぞー』って食事するかのように平らげてた」

未「……猛くんって普段から甘いものよく食べてるかも。いちご牛乳とかよく机に置いてあるし」

滝「な、意外だよなー」

未「なんで太らないんだろ。男の子ずるい」

滝「そりゃー、男の子はいろいろエネルギー使うから。とくに猛とか暁は夜の方に」

未「？？？」

滝「……うん、未結は知らなくていいかも。ほい、次々～」