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第5章 期間限定公開　バレンタインデー企画

未「第三の質問いきます、恭介くんのバレンタインデーの思い出をどうぞ！」

恭「はい。これといってありません」

未「……あ、れ、以上です？（困惑）」

恭「派手なあの三人のおかげで、バレンタインデーは毎年大騒ぎですからね。
僕は各方面へのフォローやら生徒会の仕事やらで、色めいた思い出がありません」

未「そっか。――じゃあこれから楽しいバレンタインデーの思い出作ろうね！（手、ぎゅ）」

恭「（きょとん）」

未「ロイヤルトップの皆、一人一人が魅力的だもん。
思いを伝えたい女の子たちがバレンタインデーに賭けるのも分かるもの。だからこそ大ごとになるのもちょっと想像つく。
私で想像つくんだもん。恭介くんは自分を後回しにしてでも裏方に徹して、皆を守ろうとしてくれたんだよね」

恭「まったく。あなたって人は……（頬緩め）」

未「今年のバレンタインデーが恭介くんにとって、少しでも良い日になるといいな」

恭「ありがとうございます。斎宮さんのおかげで、バレンタインデーの思い出、出来そうです」