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ロイヤル&スレイヴ!
第5章 期間限定公開 バレンタインデー企画

未「だ、第五の質問です……。わ、私とバレンタインデーデートするならどこに行きますか?なお、2016年2月14は日曜日なのでくれぐれも日帰りでお願いします……(消え入りそうな声)」

恭「なんでそんな恥ずかしそうなんですか?」

未「恥ずかしいもん……!だって、これ、じ、自分からデートをねだっているみたいだし……日曜日のくだりだって……っ~!」

恭「羞恥に戸惑う斎宮さんはとても可愛らしいですが、斎宮さんは与えられた仕事を全うしているだけなんですから。
そんなに気負わなくていいんですよ?」

未「恭介くん……!(ほろり)」

恭「もちろん、斎宮さんの意思で僕とのデートを所望してくれるならこれほど嬉しい事はありませんが」

未「う、そんなの恐れ多くて……。あ、でも恭介くんとはさっきコーヒーショップに連れて行ってもらうって約束したっけ?」

恭「はい。ただ、バレンタインデーデートとは別の日にしましょう」

未「いいの?私と出かけるの手間にならない?」

恭「むしろ斎宮さんと出かける口実が沢山ほしいくらいです」

未「……やっぱり今日の恭介くん、いつもよりストレートだよう」

恭「そうですか?自分に素直になるのも案外楽しいですね。それで、デート内容ですが、のんびり冬らしく温泉旅行はいかがですか?」

未「温泉好き!いいよね、のんびりほっこり。足湯とか、岩盤浴とか。たくさん汗流せてすっきり~」

恭「最近は女性向け美容プランが豊富な温泉宿も多くありますよね。
僕の家が経営するホテルや旅館も、最近は若い女性をターゲットにしているそうです」

未「でもせっかくの温泉旅行なら日帰りは勿体ないよね?どうせならロイヤルトップのみんなで春休みにでも――」

恭「デートを提案しているというのになかなか無邪気に残酷な切り返しをしてきますね?」

未「え、そんなつもりは……」

恭「それに僕は日帰りだなんて一言も言ってませんよ?」

未「まさか恭介くんまでそんなこと言い出すとは思ってなかった……」

恭「前日の13日から出かけてしまえばお泊りデートになったって問題ないですよね?」

未「!?」

恭「土日にちょっとした小旅行、いいと思いませんか?」




滝、猛、暁「「「いいわけあるかー!!!!」」」
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